週末を利用して東京へ
目的は、普段からお世話になっている先輩ふたりの展覧会を回ること。そして、東京で暮らしている親族や友人たちに会うこと。
行く前から聞いていたのだが、東京は真っ暗だった。昼間の地下鉄は半分ほどしか電気がつていないし、エスカレーターも至る所で止まっている。友人の話では会社も早く退勤させられているようである。また、2週間ほど前までコンビニの棚は午後には何もないような状態だったらしい。節電でライトもついていない、商品も並んでいない棚の写真は異様であった。
東京でも震度3程の余震はしばらく続いていたようだが、みな揺れに慣れてしまい、3ぐらいでは会議なども中止しなくなっていたそうである。
関西で普通に生活する分には、今回の震災の目に見える影響はほとんどない。(もちろん目に見えない精神的な影響はある)東京に来て、被災地に少し近づいて、震災が多少身近なものになった。それほどテレビや新聞、インターネットを見ているだけではリアリティーがなかった。
関東のみんなは元気そうでよかった。しかし、親族•友人も何人かは関西へ引き返してくる。なにか大きく変わっていく。
何よりも東京にいて、ここから200〜300km離れた場所では、被災地があるということを常に意識した。関西にいてもけして忘れてはならない。常に意識をし続けなければ。
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