2011年5月7日土曜日

やたら広い喫茶店


今日は大学時代の後輩と山へ向かった。

だらだらと2時間ほどトレッキングをして、見晴らしのきく尾根で
コーヒーとパンを食べながらおしゃべり。
彼は3月末まで山形で生活していたため、災害後の現地の様子などを聞いた。
また、お互いの将来の夢や恋人の話などをぺちゃくちゃしていたら、あっという間に
1時間が経過していた。まるで、喫茶店やカフェで話す主婦や女の子のようである。

コーヒーを飲むためや、本を読むために山道を歩きお気に入りの場所を見つける。
誰を気にするわけでもなく、好きな格好で好きなだけくつろぐ。
これは何と贅沢なことか。お金もほとんどかからない。
幸いそんなことが好きな友人に囲まれ、一緒に楽しむことができる。
この遊びを覚えれば、どんな場所も喫茶店、図書館になり得る。
もっと言うならばトイレ、寝室、台所、バスルームになり得る。
それはあほらしいかもしれないが、本当に大切なことではないか?
すべてが完璧に整い、しかも清潔に保たれた状態でないと生活できないというのは、
生き物として弱い。

そんなことも話しながら、また2時間ほど山の中を歩き家に帰った。


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