2012年4月9日月曜日

戻って見る


8年間住んだ京都を離れ実家のある岐阜に戻って来た。1ヶ月程この街にいるつもりだ。

離れていた間も年に2度程帰省していたが、いつも滞在が短かったので、1ヶ月と言えど久しぶりに長い時間実家にいる事になる。まだ、帰って来て1週間も経っていないが、夜やる事がないということも相まって色々と考えてしまう。京都で考えていた事はやはり京都からの目線だった。こちらから京都や東京、周りの土地を見ているとまた考える事も変わってくる。成長したのか、大してしてなかったのか‥‥

今自分の移動手段は徒歩のみである。自転車はまだ京都に置いてあるし、1時間に1本しかないバスを待つぐらいなら歩いた方が早い。毎日トータルで2時間以上歩いている気がする。役所や銀行、床屋、タバコ屋、本屋、コンビニに行くだけでも片道30分かかったりする。しかし、中学校以来自分の住んでいる街をゆっくり歩いてみて、懐かしさと新たな発見でなかなか楽しい。歳をくっただけ新たな視点でこの土地を見る事ができる。やはり歩きに勝る移動手段はない。

また、高校時代一緒に芸術大学を目指していた塾の友人たちが、それぞれ自分の店やアトリエをもっていたのも驚きだった。みんなのお店をじっくり回っていっぱい話して刺激をもらいたい。そうすれば頭の中の岐阜の地図の形が変わっていくだろう。最近このそれぞれの頭の中にある地図の形にすごく興味がある。行った事があるのかないのか、またどんな印象だったのかなどで形はどんどん変化するのではないか。

そんなこんなで、岐阜にいる間もやっぱり忙しく移動し続けている。来週は1週間以上家に帰らずに遠征をする予定だ。