2011年7月10日日曜日

同じ名前の村


暑い‥‥家がサウナのよう。

さて先週末は、この暑い盆地を離れ奈良県の川上村という場所に行った。関西に来てからずっと紀伊山地に行きたいという想いがあったのだが、結局行けないまま7年ほど経ってしまった。やっと行ける時間ができたので、どうせなら自分と同じ名前の村に行ってみる事にした。
川上村にはコンビニが一件もない。スーパーさえも一件もない。あるのは人工林の山と深い谷、川、公共施設、そしてダムである。公共施設とは村営温泉旅館に図書館、芸術家の滞在型アトリエ、川の博物館などなどで、とにかく数が多いように感じる。それはがきっとダムの力だろう。この村を見ているとよく分かる。詳しくは→大滝ダム
私たちが住む都市は色々物事が見えないように作られている。騒がれている原発もそうだが、都市からは慣れた場所にダム、ゴミ処理場、発電所などがあり都市の生活を支えている。その土地の人々はそんな施設のすぐ近くで慎ましく生活をしている。

また、翌日には大台ケ原という高原をトレッキングした。車で1500メートル程まで上がれるここはハイキング気分で誰でも高山を楽しめる場所だ。おすすめである。奈良といえば鹿だが、高山の霧の中で見る奈良の鹿は新鮮であった。
全国に川上村はまだいくつかあり、いつかすべての村に行ってみたいものである。



0 件のコメント:

コメントを投稿